Introduction
本ページでは、[Salesforceのオブジェクト構成]について説明します。
[Salesforce Platform]におけるデータ管理の基本となるオブジェクトの考え方や、レコード・リレーション・データ型といった要素を理解し、正しいデータ設計やデータ品質向上につなげることを目的としています。
Salesforceのオブジェクト構成とは
[Salesforce Platform]では、すべてのデータを「オブジェクト」という単位で管理します。
オブジェクトは、データベースにおける「表(テーブル)」に相当し、業務で扱う情報の種類ごとに定義されます。
例えば、企業情報を管理する[取引先](Account)、人物情報を管理する[取引先責任者](Contact)、注文情報を管理する[注文](Order)などが、標準で提供されるオブジェクトです。
これらのオブジェクトを組み合わせて利用することで、顧客を中心とした業務データ構造を構築できます。
オブジェクト・項目・レコードの関係
オブジェクト構成を理解するうえでは、以下の3つの要素をセットで捉えることが重要です。
- オブジェクト:データの種類を定義する「表(テーブル)」
- 項目:情報を保持する「列」
- レコード:登録されたデータ1件1件の「行」
例えば、[取引先](Account)オブジェクトでは、以下のような構成になります。
- 項目:[取引先名](Name)、[電話](Phone)、[業種](Industry)など、会社情報を保持する列。
- レコード:1社ごとの取引先情報を表す行。
このように、[Salesforce Platform]では「オブジェクト(表) × 項目(列) × レコード(行)」という構造でデータが管理されています。
リレーション
[Salesforce Platform]では、オブジェクト同士を「リレーション(関連)」で結び付けることができます。
これにより、データ同士のつながりを表現し、業務上意味のある情報として管理できます。
代表的なリレーションの例は以下のとおりです。
- [取引先](Account)と[取引先責任者](Contact)
- [取引先](Account)と[注文](Order)
- [注文](Order)と[活動](Activity)
リレーションには、主に[参照関係](Lookup)や[主従関係](Master-Detail)があります。
どのリレーションを採用するかによって、データの管理方法や削除時の挙動、集計の可否などが変わります。
データ型
各オブジェクトの項目(フィールド)には「データ型」が設定されます。
データ型は、どのような形式のデータを入力・保存できるかを定義するものです。
主なデータ型には以下があります。
- テキスト:文字列を入力する項目
- 数値:数値のみを入力する項目
- 日付:日付を入力する項目
- チェックボックス:オン・オフを管理する項目
- 選択リスト:あらかじめ定義した値から選択する項目
- 参照関係:他のオブジェクトのレコードを参照する項目
適切なデータ型を設定することで、入力ミスの防止やデータの整合性維持につながります。
関連リンク
以下のページでは、[Salesforce Platform]におけるオブジェクトの基本概念や、Salesforceでデータをどのように管理しているかについて解説されています。
オブジェクトやレコード、項目といった基礎用語を体系的に理解するのに適した内容です。
また、以下のページでは、実際にオブジェクトをカスタマイズする流れを通して、項目追加や画面構成の考え方を学ぶことができます。
Salesforceのオブジェクト構成を理解したい方や、標準機能だけでなくカスタマイズの基本を学びたい場合は、あわせて参照してください。
ウェビナー動画
[Salesforce Platform]でデータ品質を維持・向上するための方法については、以下の[Salesforce]公式ウェビナーをご参照ください。

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