Introduction
本ページでは、[UPWARD AI Scan]の[初期設定]、[画像スキャン設定]について説明します。
[画像スキャン]での読み取り結果の登録方法や、読み取り項目の条件を設定します。
マスターデータ設定
[画像スキャン]の結果をもとに製品マスタや商品マスタなどのマスターデータを検索・紐づけする場合には、[マスターの利用]をONにし、[マスターオブジェクト]*1と[検索キー項目]*2を選択します。
[マスター利用]がOFFの場合には、画像スキャンの結果を常に新規レコードとして登録します。
*1) [UPWARD Web]>[設定:
]>[オブジェクト]に追加されたオブジェクトが、選択肢として表示されます。
*2) [UPWARD Web]>[設定:]>[オブジェクト]の[連携項目]>[詳細]タブに追加された項目が、選択肢として表示されます
▼手順:マスターデータ設定
1.[UPWARD Web]>[設定:
]>[画像スキャン]をクリックします。
2.作成済みの読み取り対象をクリックします。
3.[マスターの利用]のON/OFFを選択します。
4.[マスターの利用]がONの場合には、[マスターオブジェクト]を選択します。
登録先オブジェクト設定
画像スキャンの結果を登録するオブジェクトを設定します。
▼手順:登録先オブジェクト設定
1.[登録先オブジェクト]*1を選択します。
2.[マスターの利用]がONの場合には、[マスターデータへの参照項目]*2を選択します。
*1) [UPWARD Web]>[設定:
]>[オブジェクト]に追加されたオブジェクトが、選択肢として表示されます。
*2) [UPWARD Web]>[設定:]>[オブジェクト]の[連携項目]>[詳細]タブに追加された[参照関係]型の項目が、選択肢として表示されます
読み取り設定
[読み取り設定]では、[画像スキャン]で取得した情報を自動的に抽出し、登録先項目へ連携するためのルールを設定します。
[読み取り対象を作成:
]の際に選択したモデルによって設定方法が異なります。
[汎用モデル]の読み取り設定
[汎用モデル]は、さまざまな帳票やラベル、書類に対応できる汎用的な読み取りモデルです。
読み取り方法として、以下の2つのモードを利用できます。
- [テーブル]モード
- [正規表現]モード
[テーブル]モードとは
[テーブル]モードは、項目名と値が横並びで記載された、表形式の対象物に適した読み取り方法です。
以下のような対象物に適しています。
- 製品銘板
製造番号、型番、電圧、製造年月日などが表形式で記載されているもの - 食品表示
名称、原材料、内容量、賞味期限などが表形式で記載されているもの - 各種申請書の記入欄
氏名、住所、生年月日などが整理されているもの
[正規表現]モードとは
[正規表現]モードは、特定の表記ルールに基づいて記載された文字列を抽出するための読み取り方法です。
ECMAScript(JavaScript)形式の正規表現に対応しています。
以下のような対象物に適しています。
- ドキュメント・コード系
製品型式、ナンバープレートなど - 契約・ビジネス系
取引先ID、顧客ID、契約番号など - 識別子・番号系
郵便番号、JANコード、ISBNなど
正規表現の作成方法
正規表現は、ChatGPTなどの生成AIを使って作成することが可能です。
以下は、プロンプトのサンプルです。
以下の要件に従って、ECMAScript(JavaScript)で使用できる正規表現を作成してください。
# 目的
指定された条件に合致する文字列を、与えられたテキストから抽出する正規表現を作成してください。
# 言語
ECMAScript(JavaScript)
# 抽出条件
以下のすべての条件を満たす文字列を1つの単位として抽出対象とします:
1.アルファベット大文字(A~Z)を、1文字以上含む。
2.数字(0~9)を、1文字以上含む。
3.ハイフン(-)を含む。
4.全体の文字数が、4文字以上9文字以下。
# 抽出例
例1:
・対象文字列:"型式 ABC-12345 Dummy"
・抽出結果:"ABC-12345"
例2:
・対象文字列:"Model DEF-G678 Dummy"
・抽出結果:"DEF-G678"
# 補足事項
・対象文字列の前後に他の文字列が含まれていても構いません。
・抽出対象の文字列は文中のどこにあってもよいものとします。
正規表現のサンプル
| 条件 | 正規表現 |
|---|---|
| ・アルファベット大文字を含む。 ・数字を含む。 ・全体の文字数が、4以上9文字以下 | \b(?=\w[A-Z])(?=\w\d)[A-Z0-9]{4,9} |
| ・アルファベット大文字を含む。 ・数字を含む。 ・全体の文字数が10文字。 | \b[A-Z0-9]{10}\b |
| ・漢字を含む。 ・カタカナを含む。 ・カッコを含む場合がある。 ・3文字以上。 | [\u4E00-\u9FFF\u30A0-\u30FF()()]{3,} |
| ・UPで始まる。 ・英数字, ハイフン, アンダーバー, カッコを4文字以上含む。 | \bUP(?:[\w-()]{4,})\b |
動作確認ツール
作成した正規表現は、以下のツールで検証できます。
- regular expressions 101
- [FLAVOR]>[ECMAScript (Javascript)]を選択
▼手順:[汎用モデル]の読み取り設定
1.[登録先オブジェクト表示項目を追加:
]をクリックします。
2.読み取りモードを[テーブル] or [正規表現]から選択します。
3.読み取りモードに応じた、読み取り項目の条件を設定します。
[建築計画標識モデル]の読み取り設定
建築計画標識モデルでは、以下の情報を読み取ることができます。
- 建築物の名称
- 建築敷地の地名地番
- 用途
- 敷地面積
- 建築面積
- 延べ面積
- 構造
- 基礎工法
- 階数
- 高さ
- 着工予定
- 完了予定
- 建築主住所
- 建築主氏名
- 建築主電話番号
- 設計者住所
- 設計者氏名
- 設計者電話番号
- 施工者住所
- 施工者氏名
- 施工者電話番号
- 標識設置年月日
- 連絡先住所
- 連絡先氏名
- 連絡先電話番号
制限
登録先の項目は、テキスト型のみに対応しています。
数値型や日付型には非対応です。
▼手順:[建築計画標識モデル]の読み取り設定
1.読み取った建築計画標識の情報と、登録先となるCRMの項目をマッピング設定します。
2.[日付項目の形式変換]で、日付データの登録形式を選択します。
[車検証モデル]の読み取り設定
車検証モデルでは、以下の情報を読み取ることができます。
- 記録年月日
- 管理番号
- 自動車登録番号又は車両番号
- 車台番号
- 登録年月日/交付年月日
- 初度登録年月日
- 有効期間の満了する日
- 所有者の氏名又は名称
- 所有者の住所
- 所有者の住所コード
- 使用者の氏名又は名称
- 使用者の住所
- 使用の本拠の位置
- 使用の本拠の位置コード
- 車名
- 車名コード
- 型式
- 原動機の型式
- 自動車の種別
- 用途
- 自家用・事業用の別
- 車体の形状
- 車体の形状コード
- 乗車定員
- 最大積載量
- 車両重量
- 車両総重量
- 長さ
- 幅
- 高さ
- 前前軸重
- 前後軸重
- 後前軸重
- 後後軸重
- 総排気量又は定格出力
- 燃料の種類
- 型式指定番号
- 類別区分番号
- 備考
- 車両ID
制限
登録先の項目は、テキスト型のみに対応しています。
数値型や日付型には非対応です。
▼手順:[車検証モデル]の読み取り設定
1.読み取った車検証の情報と、登録先となるCRMの項目をマッピング設定します。
2.[日付項目の形式変換]で、日付データの登録形式を選択します。
画像ファイルの保存設定
▼手順:画像ファイルの保存設定
1.[画像を保存]のチェックを選択します。
2.[変更を保存]をクリックします。
詳細は、以下の関連リンクをご参照ください。