Introduction
本ページでは、[UPWARD]での地図表示や活動管理をより効果的に利活用するために推奨しているカスタム項目について説明します。
[推奨カスタム項目]は、地図上での可視化や活動状況の把握、顧客の優先度判断などに活用でき、日々の営業・訪問活動の質を高めることを目的としています。
本ページでは、以下の代表的な推奨カスタム項目について、その概要と作成手順を説明します。
- [未活動日数]項目
- [顧客ランク]項目
- [実績時間]項目
[推奨カスタム項目]とは
[推奨カスタム項目]とは、[UPWARD]における地図表示や活動管理の利活用を推進するために作成を推奨しているカスタム項目です。
これらの項目を活用することで、以下のような運用が可能になります。
- 地図上で顧客や活動状況を直感的に把握する。
- 活動先の優先順位付けやターゲット選定を行う。
- 活動実績を定量的に可視化・分析する。
▼手順:[未活動日数]項目の作成
[未活動日数]項目は、顧客への最後の活動日からの経過日数を計算・表示するカスタム項目です。
[未活動日数]項目を作成することで、経過日数の少→多に応じて、地図上のマーカー表示を変化させる設定に利用できます。
※.[取引先](Account)に作成する場合を例として手順を記載します。
1.[設定:
]をクリックし、[設定]をクリックします。
2.[オブジェクトマネージャー]をクリックします。
3.[取引先](Account)をクリックします。
4.[項目とリレーション]をクリックします。
5.[新規]をクリックします。
6.[ステップ 1. データ型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- データ型:数式
7.[ステップ 2. 出力型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 項目の表示ラベル:
未活動日数 - 項目名:
InactiveDays - 数式の戻り値のデータ型:数値
- 小数点の位置:0
8.[ステップ 3. 数式の入力]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 数式:
TODAY() - LastActivityDate
- 空白項目を 0 として処理:ON
9.[ステップ 4. 項目レベルセキュリティの設定]で、すべての[参照可能]のチェックをONにし、[次へ]をクリックします。
10.[ステップ 5. ページレイアウトへの追加]で、[保存]をクリックします。
関連リンク
[顧客ランク]項目の作成
[顧客ランク]項目(もしくは[ステータス]項目)と[未活動日数]項目を組み合わせることで、顧客を2軸で評価でき、より優先度の高い顧客に対して効率的な活動が可能になります。
[顧客ランク]項目の作成方法としては、[選択リスト]型で手動管理する方法と、[数式]型で他の項目(売上金額や活動状況など)を基に自動判定する方法を運用に応じて選択するケースが一般的です。
- [選択リスト]型:営業担当者の判断を柔軟に反映したい場合。
- [数式]型:運用ルールが明確で定量的な基準に基づいてランクを判定したい場合。
顧客ランクの基準は業種や業態によって異なるため、運用に合わせて設計してください。
基準の例を以下に示します。
| 基準 | 値(例) |
|---|---|
| 顧客の重要度で設定 (見込み収益など) | ・S:最も重要な顧客 ・A:重要な顧客 ・B:一般的な顧客 ・C:潜在的な顧客 |
| 顧客の前年度売上金額で設定 | ・S:1000万円以上 ・A:500万円以上~1000万円未満 ・B:100万円以上~500万円未満 ・C:0~100万円未満 |
| 顧客のステータスで設定 | ・アクティブ:現在も活発に取引を行っている顧客 ・休眠:一定期間取引がないが、再活性化の可能性のある顧客 ・離反:以前は活発だったが、最近取引が途絶えた顧客 ・ロスト:長期間取引がなく、再活性化の見込みが低い顧客 |
| 見込み客のステータスで設定 | ・新規:まだ取引が成立していない見込み客 ・興味あり:製品やサービスに興味を持っている見込み客 ・フォローアップ中:詳細な情報提供や提案を行っている見込み客 ・クローズ済み:取引が成立し、既存顧客になった見込み客 |
▼手順:[実績時間]項目の作成
[実績時間]項目は、UPWARDを利用して実際に活動した実績時間を計算・表示するカスタム項目です。
[実績時間]項目を作成することで、活動時間の集計や分析を行い、業務改善や振り返りに活用できます。
1.[設定:
]をクリックし、[設定]をクリックします。
2.[オブジェクトマネージャー]をクリックします。
3.[活動](Activity)をクリックします。
4.[項目とリレーション]をクリックします。
5.[新規]をクリックします。
6.[ステップ 1. データ型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- データ型:数式
7.[ステップ 2. 出力型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 項目の表示ラベル:
実績時間 - 項目名:
ActualTime - 数式の戻り値のデータ型:数値
- 小数点の位置:0
8.[ステップ 3. 数式の入力]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 数式:インストールした[UPWARDパッケージ]に応じて、以下の数式をコピー・アンド・ペーストします。*1
[GeoGraph SE]では、以下の数式をコピー・アンド・ペーストします。
IF(OR(IsBlank(ogg__FinishTime__c),IsBlank(ogg__StartTime__c)),null,(DATE(VALUE(MID(TEXT(ogg__FinishTime__c),1,4)),VALUE(MID(TEXT(ogg__FinishTime__c),6,2)),VALUE(MID(TEXT(ogg__FinishTime__c),9,2)))-DATE(VALUE(MID(TEXT(ogg__StartTime__c),1,4)),VALUE(MID(TEXT(ogg__StartTime__c),6,2)),VALUE(MID(TEXT(ogg__StartTime__c),9,2))))*24*60
+
(VALUE(MID(TEXT(ogg__FinishTime__c),12,2))-VALUE(MID(TEXT(ogg__StartTime__c),12,2)))*60
+
VALUE(MID(TEXT(ogg__FinishTime__c),15,2))-VALUE(MID(TEXT(ogg__StartTime__c),15,2)))
[UPWARD EB]では、以下の数式をコピー・アンド・ペーストします。
IF(OR(IsBlank(oggisv__FinishTime__c),IsBlank(oggisv__StartTime__c)),null,(DATE(VALUE(MID(TEXT(oggisv__FinishTime__c),1,4)),VALUE(MID(TEXT(oggisv__FinishTime__c),6,2)),VALUE(MID(TEXT(oggisv__FinishTime__c),9,2)))-DATE(VALUE(MID(TEXT(oggisv__StartTime__c),1,4)),VALUE(MID(TEXT(oggisv__StartTime__c),6,2)),VALUE(MID(TEXT(oggisv__StartTime__c),9,2))))*24*60
+
(VALUE(MID(TEXT(oggisv__FinishTime__c),12,2))-VALUE(MID(TEXT(oggisv__StartTime__c),12,2)))*60
+
VALUE(MID(TEXT(oggisv__FinishTime__c),15,2))-VALUE(MID(TEXT(oggisv__StartTime__c),15,2)))
9.[ステップ 4. 項目レベルセキュリティの設定]で、すべての[参照可能]のチェックをONにし、[次へ]をクリックします。
10.[ステップ 5. ページレイアウトへの追加]で、[保存]をクリックします。
*1) インストールされている[UPWARDパッケージ]は、以下の手順で確認します。
1.[設定:]をクリックし、[設定]をクリックします。
2.[クイック検索]ボックスに「パッケージ」と入力し、[インストール済みパッケージ]をクリックします。
3.以下、いずれかのパッケージが含まれていることを確認します。
・[UPWARD Sales Engagement Service]をご契約の場合:UPWARD EB
・[UPWARD Sales Engagement Platform]をご契約の場合:GeoGraph SE