Introduction
本ページでは、[UPWARD AI Speech]の[初期設定]、[音声解析]設定について説明します。
[音声解析]設定では、要約AIへの指示内容(プロンプト)、要約結果の登録先項目、録音ファイルの保存有無、[解析ID]の登録先などを設定します。
これらの設定を行うことで、音声解析結果を組織の報告フォーマット合わせた形で活動報告へ反映できます。
[音声解析]設定とは
[音声解析]設定とは、[音声解析:
]で使用する要約プロンプトの内容や、生成された要約結果・付随情報(録音ファイル・解析ID)を、どの項目にどのように登録するかを定義する設定です。
要約結果は、1つの項目にまとめて登録することも、項目ごとに分けて登録することも可能です。
要約プロンプトと登録先項目の設定
[要約のプロンプト]では、[音声解析:
]による要約全体に共通する指示内容を設定します。
下記のような要約観点などを指定することで、要約結果の粒度や品質を調整できます。
- 文字数の目安
- 出力形式
- 除外する内容
公開仕様
[要約の格納先]や[項目別のプロンプト]で指定した項目は、あらかじめ[報告項目]設定にも追加されている必要があります。
[音声解析]設定で項目を選択しただけでは、要約結果は活動報告に登録されません。
[要約のプロンプト]サンプル
以下は、要約全体に対するプロンプトの一例です。
【指示】
- 商談の書き起こしを基に社内向け要約を作成する。
- 要約は常体(です・ます不要)で端的に記述する。
- 合計500字程度を目安とする(内容が少なければ短くする)。
- 弊社側の説明(サービス/製品の特徴説明、デモ等)は一切含めない。
- 雑談やアイスブレイクも除外する。
- 虚偽・憶測は不可。
【手順】
1) 文字起こしを読み、営業担当視点で重要な顧客情報(要望、質問、意見/評価、懸念、依頼、決定事項、次アクション)を抽出。
2) 抽出から当社の説明/提案/デモ描写を除外し、重複・冗長を削除。数値・固有名詞は原文準拠。
3) 常体で簡潔に整形。感想・比喩・強調表現(!など)は使わない。
【出力形式】
- 日本語のみ。見出しの行頭はすべて「#」で統一し、以下の順で必要なものだけ出力(空見出しは出さない、各1–2行):
# 概要
# 要望・課題
# 質問・懸念
# 決定事項・依頼
# 次アクション
- 文字数は合計300–600字を目安(内容が乏しい場合は最小限)。
- 文末は常体。箇条書き可(行頭「-」)。
【禁止・除外(抽出対象外)】
- 当社の説明/提案/デモの描写
- 雑談・アイスブレイク・世間話・社内小ネタ
- 憶測/感想(例: 〜と思われる、良さそう)
【例外処理】
- 有意な顧客発言が乏しい場合は「# 概要」のみで1–2行に要点を記す。
[要約の格納先]には、生成された要約結果を登録する項目を指定します。
項目別のプロンプト設定
[項目別のプロンプト]では、音声解析結果を項目ごとに分けて登録する場合の指示内容を設定します。
各項目の意味や抽出条件を明確にすることで、要約結果のばらつきを抑えることができます。
[項目別のプロンプト]サンプル
以下は、項目別プロンプトの例です。
例) [顧客課題]項目:[テキスト]型
顧客が抱えている課題や現状の問題点として言及された内容を簡潔に抽出します。
例) [商談温度感]項目:[選択リスト]型(高, 中, 低)
高:導入意欲が明確で、前向きな発言が多い。
中:興味はあるが、検討中・比較中の発言が中心。
低:情報収集段階、または消極的な発言が多い。
例) [次回アクションあり]項目:[チェックボックス]型
TRUE:商談の中で次回訪問や資料送付などの具体的な次アクションが合意されている場合。
FALSE:明確な次アクションが確認できない場合。
プロンプト設定
▼手順:[音声解析]プロンプト設定
1.[UPWARD Web]>[設定:
]>[音声解析]をクリックします。
2.[要約のプロンプト]に、要約全体に対するプロンプトを入力します。
3.[要約の格納先]に、要約結果を登録する項目を選択します。
3.[項目を追加:
]をクリックし、必要に応じて項目を選択します。
4.項目に対するプロンプトを入力します。
項目のデータ型が、[選択リスト]型, [複数選択リスト]型, [チェックボックス]型の場合には、[判定ルールを設定]ボタンが表示されます。
[判定ルールを設定]ボタンをクリックし、項目の意味や、各値の意味・判定条件のプロンプトを入力します。
5.[変更を保存]をクリックします。
録音ファイルの保存設定
[録音を保存する]のチェックをONにすると、音声解析に使用した録音ファイルが、活動に紐づく[ファイル]として保存されます。
録音データの保管方針に応じて、保存の有無を選択してください。
▼手順:[音声解析] 録音ファイルの保存設定
1.[UPWARD Web]>[設定:
]>[音声解析]をクリックします。
2.[録音を保存する]のON/OFFを選択します。
解析IDの設定
[音声解析:
]では、1回の解析ごとに固有の[音声解析ID]が発行されます。
[音声解析ID]の登録先項目を設定することで、活動報告と解析結果を一意に紐づけることができます。
▼手順:[音声解析] 解析IDの設定
1.[UPWARD Web]>[設定:
]>[音声解析]をクリックします。
2.[解析IDの保存先]に、作成済みの[音声解析ID]項目を選択します。
3.[変更を保存]をクリックします。