Introduction
[読み取り]設定の[正規表現の作成]について説明します。
正規表現の作成
正規表現は、ChatGPTなどの生成AIを使って作成することが可能です。
プロンプトのサンプル
以下の要件に従って、ECMAScript(JavaScript)で使用できる正規表現を作成してください。
# 目的
指定された条件に合致する文字列を、与えられたテキストから抽出する正規表現を作成してください。
# 言語
ECMAScript(JavaScript)
# 抽出条件
以下のすべての条件を満たす文字列を1つの単位として抽出対象とします:
1.アルファベット大文字(A~Z)を、1文字以上含む。
2.数字(0~9)を、1文字以上含む。
3.ハイフン(-)を含む。
4.全体の文字数が、4文字以上9文字以下。
# 抽出例
例1:
・対象文字列:"型式 ABC-12345 Dummy"
・抽出結果:"ABC-12345"
例2:
・対象文字列:"Model DEF-G678 Dummy"
・抽出結果:"DEF-G678"
# 補足事項
・対象文字列の前後に他の文字列が含まれていても構いません。
・抽出対象の文字列は文中のどこにあってもよいものとします。
作成した正規表現は、以下の関連リンクで動作検証することが可能です。
関連リンク
- regular expressions 101
- [FLAVOR]>[ECMAScript (Javascript)]を選択してください。
正規表現のサンプル
条件 | 正規表現 |
---|---|
・アルファベット大文字を含む。 ・数字を含む。 ・全体の文字数が、4以上9文字以下 | \b(?=\w[A-Z])(?=\w\d)[A-Z0-9]{4,9} |
・アルファベット大文字を含む。 ・数字を含む。 ・全体の文字数が10文字。 | \b[A-Z0-9]{10}\b |
・漢字を含む。 ・カタカナを含む。 ・カッコを含む場合がある。 ・3文字以上。 | [\u4E00-\u9FFF\u30A0-\u30FF()()]{3,} |
・UPで始まる。 ・英数字, ハイフン, アンダーバー, カッコを4文字以上含む。 | \bUP(?:[\w-()]{4,})\b |