Introduction
[活動先詳細パネル]の[カスタムボタンの作成]について説明します。
[活動先詳細パネル]に表示する、任意のカスタムボタンを作成することが可能です。
カスタムボタンは数式項目で作成し、以下のルールに従って設定します。
項目名
項目名は、「UPBTN_」から始まる半角英数字を設定します。
数式
数式は、以下のルールに従って設定します。
"ボタン名|アイコン名|表示順序|遷移先URL"
ボタン名
任意のボタン名を設定します。
アイコン
アイコン名 | アイコン | 説明 |
---|---|---|
upbtn_create | 作成を行うボタンに使用します。 | |
upbtn_delete | 削除を行うボタンに使用します。 | |
upbtn_update | 編集・更新を行うボタンに使用します。 | |
upbtn_read | 情報の表示を行うボタンに使用します。 | |
upbtn_vf | 内部ページへの遷移を行うボタンに使用します。 | |
upbtn_link | 外部ページへの遷移を行うボタンに使用します。 |
表示順序
表示順序は、1~99の数字で設定します。
左端から数えて何番目にボタンを表示するかを設定します。
遷移先URL
遷移先のURLを設定します。
URLでは、相対パスの設定も可能です。
例) Google Newsでレコード名を検索するカスタムボタンの数式。
"Google News|upbtn_link|1|https://news.google.com/search?q=" + Name
▼手順:カスタムボタンの作成
※.[取引先](Account)オブジェクトに、”https://upward.jp/”のURLに遷移するボタンを作成する場合を例として手順を記載します。
1.[設定:]をクリックし、[設定]をクリックします。
2.[オブジェクトマネージャー]をクリックします。
3.[取引先](Account)をクリックします。
4.[項目とリレーション]をクリックします。
5.[新規]をクリックします。
6.[ステップ 1. データ型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- データ型:数式
7.[ステップ 2. 出力型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 項目の表示ラベル(例):URLを開く
- 項目名(例):UPBTN_URL
- 数式の戻り値のデータ型:テキスト
8.[ステップ 3. 数式の入力]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 数式(例):
"URLを開く|upbtn_link|2|https://upward.jp/"
- 空白項目を空白として処理:ON
9.[ステップ 4. 項目レベルセキュリティの設定]で、すべての[参照可能]のチェックをONにし、[次へ]をクリックします。
10.[ステップ 5. ページレイアウトへの追加]で、すべてのチェックをOFFにし、[保存]をクリックします。