Introduction
[Salesforce組織の設定とカスタマイズ]について説明します。
Salesforce PlatformでUPWARDアプリケーションの利用を開始する前に、ビジネススタイルや業務に合わせてSalesforce組織を設定・カスタマイズする必要があります。
注意
Salesforce組織の構築を支援する、インプリベンダーへ依頼してください。
必要に応じて、UPWARD社からインプリベンダーを紹介することも可能です。
カスタマイズをはじめる前に
Salesforce Platformをカスタマイズする前に、以下のような要素を確認することが重要です。
1.目的とビジネスの要件
カスタマイズの目的を明確にし、ビジネスの要件と合致しているかを確認します。カスタマイズの目的が何であるかを明確にすることは、成功への重要なステップです。
2.現行プロセスの分析
現在のビジネスプロセスを詳細に分析し、どのようなカスタマイズが必要なのかを把握します。既存のプロセスの強化や自動化のためにどのような機能やツールが必要かを理解することが重要です。
3.エンドユーザーの要件とフィードバック
システムを使用するエンドユーザーの要件やフィードバックを収集しましょう。エンドユーザーのニーズや要望を理解することで、彼らが必要とする機能や改善点を特定することができます。
4.データ構造とデータ整合性
カスタマイズによって変更される可能性のあるデータ構造やデータの整合性について考慮してください。カスタマイズがデータの正確性や一貫性に影響を与えないようにするために、データのバックアップや移行戦略を検討する必要があります。
5.セキュリティとアクセス制御
カスタマイズによってセキュリティやアクセス制御にどのような影響があるかを考慮します。データの保護とセキュリティの観点から、適切なアクセス制御やセキュリティメカニズムを実装する必要があります。
6.Salesforceのベストプラクティス
Salesforce Platformのベストプラクティスやガイドラインを確認しましょう。Salesforceの公式ドキュメントやコミュニティリソースを活用して、効果的なカスタマイズ手法やツールの使用方法を学ぶことが重要です。
7.メンテナンスとアップグレード
カスタマイズが導入後も継続的にメンテナンス可能であり、将来のSalesforceのアップグレードに対応できるかを確認します。カスタマイズが将来のプラットフォームの変更に対応できるように、ベストプラクティスに従った開発手法を適用する必要があります。
これらの要素を確認することにより、Salesforce Platformのカスタマイズプロジェクトを計画し、成功への道筋をつけることができます。
情報
長期的な運用を想定し、将来的にシステム管理者が変更になった場合なども考慮します。
詳細は、以下の関連リンクをご参照ください。