Introduction
[標準の権限セットを利用しない場合のリスク]について説明します。
UPWARDアプリケーションでは、パッケージのインストール時に自動作成される権限セットをユーザーに割り当てることを推奨しています。
注意
標準の権限セット以外を利用する場合、本ページに記載する運用上のリスクが発生します。
(例:[UPWARD ユーザー]権限セットをコピーして作成した、カスタム権限セット。)
(例:[UPWARD ユーザー]権限セットをコピーして作成した、カスタム権限セット。)
リスクを回避するため、標準の[UPWARD ユーザー]権限セットを利用することを推奨します。
[UPWARD ユーザー]権限セットの利用に伴う運用上の不都合がある場合には、当社のカスタマーサクセス担当までご相談ください。
リスク1.アップデート時のトラブル発生
UPWARDアプリケーションのアップデートにより発生する、[Apexクラスアクセス]や[Visualforce ページのアクセス]などへの追加のアクセス権限は、標準の権限セットに対してのみ適用されます。
カスタム権限セットには、追加のアクセス権限が適用されません。
これにより、UPWARDアプリケーションが正常に動作しなくなり、運用に支障を来すトラブルが発生する可能性があります。
トラブルへの対処はお客様の環境を調査し、不足しているアクセス権限を特定する必要があるため、解決に時間を頂く場合がございます。
また、比較的深い箇所の設定画面を操作し、手動で権限を付与する必要があり、お客様の運用においても負担となります。
リスク2.カスタム権限セットに関する情報継承の欠落
[権限セット]は日常的に触れる設定ではありません。
カスタム権限セットを利用した運用の場合、システム管理者が変更になった際にカスタム権限セットの設定内容が情報継承されない可能性があります。