Question
[マップ]で任意のユーザー参照項目を使用して、[ログインユーザーが関連する地図]を作成したい。
Answer
Salesforce標準の[所有者](OwnerId)項目を使用せずに、任意の[ユーザー](User)オブジェクトを参照する[参照関係]項目を作成して[担当者]の管理をしている場合には、以下の手順で[ログインユーザーが関連する地図]を作成することが可能です。
▼手順：[ログインユーザーが関連する地図]の作成
※.[取引先](Account)オブジェクトに、「ログインユーザー=[担当者](Representative__c)項目」を判定する数式項目を作成する場合を例として手順を記載します。
手順1.数式項目の作成
1.[設定:
]をクリックし、[設定]をクリックします。
2.[オブジェクトマネージャー]をクリックします。
3.[取引先](Account)をクリックします。
4.[項目とリレーション]をクリックします。
5.[新規]をクリックします。
6.[ステップ 1. データ型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- データ型：数式
7.[ステップ 2. 出力型の選択]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 項目の表示ラベル：
担当者判定 - 項目名：
RepresentativeCheck - 数式の戻り値のデータ型：チェックボックス
8.[ステップ 3. 数式の入力]を以下のように設定し、[次へ]をクリックします。
- 数式：
IF( Representative__r.Id = $User.Id ,true, false)- 空白項目を空白として処理：ON
9.[ステップ 4. 項目レベルセキュリティの設定]で、すべての[参照可能]のチェックをONにし、[次へ]をクリックします。
10.[ステップ 5. ページレイアウトへの追加]で、[保存]をクリックします。
手順2.[新規地図]の作成
1.[マップ]>[地図一覧:
]>[新規地図:
]をクリックします。
2.[名前]を入力します。
3.[データ]に[取引先](Account)を選択します。
4.[ロケーション]に任意の[ロケーション項目]を設定します。
5.[フィルター]タブをクリックします。
6.[すべての取引先]をクリックします。
7.[項目を追加:]をクリックします。
8.以下のように設定します。
| 項目 | 演算子 | 値 |
|---|---|---|
| 担当者判定 | 次と一致する | ON |
9.[保存]をクリックします。